では次は収入金額について説明していきます。
このサイトではせどりの確定申告という事で、せどりの場合で説明していきます。
というわけで、収入の項目はAmazonでの売上関連で説明していきます。
概要としては、
を集計するだけです。
※家事消費は無視しています。
出品してるものを、やっぱり自分で使おっと、って時にわざわざ自分の商品をAmazonで買ったりしないですよね?なので、家事消費では無く、在庫破棄として扱えばいいかと思います。
というわけで今回は
- 年内分売上とAmazon手数料の集計方法
- Amazonのペイメント画面が見づらいので、その説明
の2つの説明がメインになります。
「年内取引分だけ」の売上というのに注意が必要
年末経費で、支払いはまだの場合でも、
年内に取引していれば計上する、という説明をしましたね。
で、これは売上に関しても同じなので、
年内の注文分だけを抽出しないといけません。
(売上が立っているけど、入金がまだの場合には売掛として計上。←次回も白色なら無視してOK)
とはいえ、
Amazonの入金が2週間毎だし、
年内だけ集計って大変じゃない?って思いません?
これが意外に簡単。
期間別レポートで楽々集計出来る。
普段あまり使うことないと思うんですが、
ペイメントのメニューの期間別レポートで年内分を指定して、
あとはエクセルで一気に集計すると楽々計算できます。
しかも、そのまま印刷しておけば、売上とAmazon手数料に関しての帳簿として使えます。
では、その一通りの手順を説明しますね。
期間別レポートのダウンロード
セラーセントラルのメニュー、レポート→ペイメント
期間月レポートを選択
トランザクションを選択、自由選択で1/1~12/31を指定してレポートを作成
出来たレポートをダウンロードしてエクセルで開きます。
一見訳わからないリストが出てきますw
で分かりやすいように、売上と手数料がそれぞれどれかと言うとこんな感じ。
これらを全部集計して足し合わせれば、年内分は一発で出てくるって訳です。
ただ今回集計するのに要らない項目もあるので、(Amazonのこういう使いにくさってホント嫌)
オートフィルタで、トランザクションでソートします。
で見ていくと、「振込み」っていうのがあると思います。
あと、人によっては「マイナス残高」っていうのも、
これらの分は削除します(行削除)。振込金額なので、経費でも売上でも無く今回は必要ない。
※「FBA在庫関連の手数料」は「FBA手数料」で良くね?と思うのは僕だけでしょうか・・・。
なぜ振込と同じ項目の「その他」になるのだ。
これでやっと準備完了です。
なんで一番下まで行って、「Σ」ボタンでそれぞれの合計を出します。
で、売上項目のものと、手数料項目のものをそれぞれ合計すれば、年内分はこれでOKです。
この場合だと、
- 売上(収入)金額は6,917,299円
- Amazon手数料(人によっては外注工賃かな)は2,218,589円
というわけです。
この数字を収支内訳書に入力しましょう。
ちなみに、その他の収入ってのは、せどり以外で売上あったら使いましょう。
僕の場合だとアフィリエイト分はこっちにしてます。
こうやってサイト作ったりしてますが、コレ書いて他時点では、ほぼほぼせどり収入がメインでしたので^^;
というわけで、オツカレサマです、これで収入金額の部分は大丈夫でしょう。
Amazonペイメントの項目について
ここの話は白色申告の場合、気にしなくて大丈夫です。
青色申告の話になったらまた説明しますが、これわかってないと
振替伝票処理で混乱するんですよね。
僕だけかもしれませんが^^;ペイメントの数字わかりづらいんですよ><
それぞれの項目を売上と手数料(経費)に分けるとこんな感じです。
ちなみにこれはFBA専用アカウントなんで、自己配送だと送料の項目も出てきます。
※青色申告の振替伝票の説明で詳しく話します。
なんか返金の項目わかりづらくないですか?
返金だからマイナスでって思ってたら、数字自体がマイナス付いてたりで。
簡単なのは、項目ごとに符号付きのまま全部足し合わせれば合計が出ます。
この画像の例だと、
- 売上 =647325 + 14969 + (-1717) +0 =660577
- 手数料 =(-204244) + 378 + (-4900) + (-7737) =-216503
一応確認のために入金額計算してみると、
- 入金 = 売上 + 手数料 =660577 + (-216503) =444074
というわけで合ってますね。
個人的には、
売上と経費は別々に表示してくれれば分かりやすい
と思うんだけどなぁ。
では次は売上原価についての説明をして行きます。
在庫棚卸評価の話がメインになると思います。
これが終われば、収支内訳書はほぼ完成なんで頑張りましょう。