確定申告なんかしたって金になんないんだからさぁ~。
仕入れでも行ってるか、遊び行ってる方が有意義だよ~。
と、毎年申告時期になると思ってます^^;
じゃぁ、税理士にお願いしろよっていうのは正論なんですが、
せどりの場合、対して手間かからないから自分でやっちゃうんですよね^^;
税理士さんに領収書類渡す手間も、
申告書類自分で作る手間も大して変わんないんですよ。
とは言え、初めての確定申告の時は結構苦労した覚えがあります。
(そもそも白色申告なのに青色申告の作業してたんですよ僕・・・。)
ま、そんな経験から2年目以降は工夫してだいぶ楽になりました。
ここでは、そんな申告が楽になる工夫を紹介しようと思います。
ひとまず、白色でも青色でも使える共通部分だけ挙げてみます。
何が何でもクレジットカード使う!
![カード決済](http://xn--b9j2a1gw77nowhnv2btff.com/wp-content/uploads/2015/12/カード決済-300x160.jpg)
これが一番ラク!
カードのポイントも貯まるので1石2丁!
全ての取引は明細に載るので、計上漏れも心配ないです。
そして経費項目ごとにカードを使い分けるのが理想的です。
※個人クレカの事業用利用が、良いか悪いかはここでは無視します。
集計がめっちゃ楽
ま、説明するまでも無いですが、
利用明細を年内分集計するだけで良いんで楽ですよ。
年またぐ期間の明細だけは、年度外の分を手動で弾く必要はありますけど。
白色の場合、レシート1枚1枚確認する必要無いですからね。
※青色でも期中現金方式でクレジット明細→振替伝票と処理すれば、
わざわざレシートごとに入力する必要ないですよ。
CSV出力出来るカードだとなおラク
年度外の分を弾く際ですが、オンライン明細のカード(今やほとんどのカードで)
なら大体CSV出力ついてますので、それ使ってエクセルで集計すれば、
手計算より正確で早いです。
もしカードが1枚しかなくても、この方法で集計すればかなり楽できます。
利用明細は帳簿としてそのまま保管
今や白色申告でも帳簿が保管になりましたけど、
これの様式は特に決まって無く、
国税庁HPの帳簿例みても、こんなんでいいの?ってレベルです。
変にそんな帳簿付けるより、
クレジットカードの利用明細を帳簿としたほうが、
見やすくて理にかなってますよ。
レシートは茶封筒にでも突っ込んどきゃ良い
![レシート](http://xn--b9j2a1gw77nowhnv2btff.com/wp-content/uploads/2015/12/レシート.jpg)
よく昔のドラマとかで、キレイに帳簿付けて(まぁこれはPC主流じゃない頃なんでしょうがないですが)
レシートも順番通りにノートに貼って、ってやってましたけど、
今やほとんど意味無いので、無駄な手間は避けましょう。
税務調査が入った時に、
- 記録として帳簿をしっかり残しとく。
- 証拠となるレシート類がすぐに取り出せる。
という事が重要なだけなので、
月ごと、もしくはさらに項目ごとの茶封筒にでも入れて保管しとけばOKです。
その際、現金取引のレシートは分けておくのがオススメです。
それを年度末にまとめて入力するんでもいいし、
量が多いようなら、その日のうちに入力を心がけて、入力済みになったら封筒に入れる等
運用ルールは人によるかと思います。
この辺が白色申告でラクするやり方かなと思います。
まぁ、そもそも白色申告は手間少ないので、これだけでかなり楽できると思います。
で、以降は青色申告でもラクする方法。
青色申告で大変になること
青色申告では預金口座の動きと、現金の動きを把握しないといけない為、
ちょっとした会計知識が必要になってきますが。
(と言っても殆どは会計ソフトがやってくれるんで、ソフトの使い方覚えるだけって感じですが)
本来なら、カードで購入した場合に、
仕入れであれば、仕入れ高を買掛金で
経費であれば、経費を未払金で
として計上し、
引き落としの際に、
買掛金を預金口座から
未払金を預金口座から
引落した。といった感じの記帳です。
ちなみにAmazon売上の場合、売上→売掛金→預金口座に入金、ってな流れの処理。
というちょっとメンドクサイ処理が必要です。
ちゃんとした会社はこうやって記帳して、
財務状況をしっかり把握してるみたいです。
でも、正直せどりやってるだけなら、その手間無駄だろって話です。
そこに手間かけても、何のメリットも無いんで。
その分仕入れ行った方がよっぽど儲かりますよ。
そんな訳で
期中現金方式でラクする。
先に言っておくと、会計のプロ(大企業の会計係とか)なんかに言わせると、
全くオススメ出来ないやり方(財務状況が把握出来ないから)ってことですが、
せどりの税金計算するだけなんで関係ないです。
そもそも、税理士さんに教えてもらった方法で、
税務署からNG喰らうってことでもないですし。
で、その方法はと言うと、その名の通りですが、
期中の取引は現金(預金)のやりとりってことにして、掛け(売掛、買掛、未払)
は省略して、実際にお金が動いた時だけ記帳する。
期首期末の分だけは、
ちゃんと掛け(売掛、買掛、未払)で計上して
辻褄合わせする、という方法です。
どっちの方法で記帳しても結果的には同じ数字になるんで大丈夫ですよ。
さらに記帳時には振替伝票処理を活用する
例えばAmazonのペイメントを想像して欲しいんですが、
かなりわかりづらいですよね?
入金には売上とAmazon手数料の2つが含まれているので、
記帳の際には、売上いくら、経費いくら、と2つ記帳することになります。
でも実際には差引額で入金されるので、
口座明細見ても1回の入金だけですよね。
なんで、記帳してみるとちょっとややこしくなるんですよ。
そこでこの振替伝票処理、っていうのを使うと、
いくら入金、その内訳は売上いくら、手数料いくら、返金分いくら、
っていうのが1回の入力で済みます。
振替伝票の画面で説明するとこんな感じで、
![入金時の振替伝票処理](http://xn--b9j2a1gw77nowhnv2btff.com/wp-content/uploads/2015/12/入金時の振替伝票処理1-1024x512.png)
振込金額の内訳が間違ってると登録できない(正確には警告が出る)ので、
計算間違いも防げるんですよね。
で、これクレジットカード1枚で複数の経費項目がある場合にも同じく便利です。
預金明細に従って入力していくだけで計上漏れがない
で、期中現金と振替伝票を活用すると、
預金明細の1項目ごとに1入力で済むし、
明細順に入力していけば、それだけで預金の分の入力は完了です。
![口座](http://xn--b9j2a1gw77nowhnv2btff.com/wp-content/uploads/2015/12/口座.png)
これだと残高かならず合うんで、もし数字間違えたらすぐ分かります。
レシート1枚ずつなんて入力してたら、1個間違えただけで探すの超~大変です。。。
であとは、現金分だけ入力すれば完了です。
(現金分もソフトの設定工夫すると入力瞬殺です、これはまた後ほど)
と、青色の分は、ちゃんと説明しようとすると結構長くなるんで、
というかうまく説明できてない気がするんで、
青色の分は別にして、もうちょい分かりやすい記事書こうと思います。
とりあえず、青色は会計ソフト必須ですが大して手間かからないです。
白色に限っては、そもそもソフトすら要らないと思ってます。