税申告とか節税で調べると、青色申告!青色申告!うるさい理由。

7c7f3e84ce980e6c1ef12f1b1958699c_s

 

税申告で調べると、ネットにしろ書籍にしろ、

青色で節税!青色、青色うるせ~よ、とか思ったことありません?

 

たまにそのへん歩いてると、

「青色申告会に入りましょう」って看板目にするじゃないですか。

 

僕小さい時ずっと、青色申告会って

新興宗教かヤクザ絡みの組織かと思ってたんですよね。

 

まぁ、そんなことは置いといて、

この青色申告って何ぞや?ということです。


スポンサーリンク


白色申告との違い

ざっくり言うと

  • 記帳が少し難しい(と思われている)
  • 無条件で65万円が控除される
  • 経費に認められるものやその額が増える

とこんなとこです。

 

複式簿記方式での記帳が必須

白色の場合は単純に使った額を集計するだけなので、おこずかい帳みたいな感じでしたね。

青色になると、このよく分からない呼び名の帳簿付けになるわけです。

 

この複式帳簿だと、意図的な所得隠しとか財産隠しがあった時に、

すぐ分かるらしいんですね。

なんで、税務署的にはこっちで申告して欲しいから、

節税のメリットで釣ってるって感じです。

 

で、これが何かと言うと、

貸借を付ける(借方は今ある財産はいくらか?貸方はその出所(内訳))ってことみたいですが、

正直僕もよくわかっていません^^;

でも、青色申告を自分で出来てます

 

会計ソフトが優秀なんで、結局のとこ

取引ごとに入力方法さえ知ってれば、会計の知識とかなくても余裕です。

 

多分ですが、昔は手書きでしたから敷居が高かったんでしょう。

複式とか名前ついてますが、実際1取引につき1入力って感じで白色と大して作業量変わらないですよ。

 

ソフト使った場合の入力画面

僕も使ってる弥生会計を紹介すると、

一応、何も知識無い人用に簡単仕分けモードみたいのもあります。

↓こんなやつ

簡単仕分け

ただ、これ正直使いませんw

これ使うとめっちゃ時間かかるんで(取引数少ない場合はこれでも良いかと)。

 

なんで普通に貸借を付けていくんですが、その画面が↓こんな感じです。

仕分け

借方金額と貸方金額は基本的に同じなんですよ。

なんで結局おこずかい帳感覚ですよ。

※後に気づきましたが、現金出納帳・預金出納帳とかを使えばもっとお小遣い帳感覚でしたw

 

じゃ、なんで2個つけるんよ、とか思う会計知識でも全然OKです。

 

この辺の記帳説明は別記事でにしますね。

 

とりあえず、今やソフトの導入で、大した手間かからなくなって、

知識なくても出来る用になったから、

それならメリット大きい青色申告にしようよ!

ってみんな声を大にしているわけです。

 


スポンサーリンク


青色申告のメリットについて

では次はその青色申告のメリットです。

65万円の青色申告特別控除

これが一番の目玉です。

青色で申告すればあとは無条件に65万円が控除されます。

 

ということは所得税だけ見ても、

所得195~330万だと税率10%なので、6万5千円安くなって、

所得330~695万だと税率20%なので、13万円安くなる計算です。

 

しかも所得を低く抑えれると、住民税と国保にも効いてくるんで、

合計してかなり税金安くなります。

 

専業せどらーになると給与所得控除(65万円~)が無い分、

会社員時代と比べてそんな変わらないくらいの収入でも、

税金高くなるんで、これはありがたいですよ。

 

30万未満なら一括で全額計上できる。

これも結構ありがたいですよ。

白色だと10万までなので、PCとかでも引っかかることありますし。

せどりであと超えそうなのは車くらいかと思いますけど、

まぁ車はどちみち30万超えちゃいますよね^^;

 

家族への給与が全額経費になる。

これは家族に手伝ってもらってる場合にはかなり大きいと思いますよ。

白色だと86万円までですからね。

せどりだと出品あたりを奥さんに手伝ってもらってるって方もいるんじゃないかと思います。

そんな方には嬉しいメリットかと思います。

 


以降はそんなにせどりには関係ないかなぁと思うところ。

 

 

赤字を将来の黒字と相殺出来る。

もし赤字の年があったら、その赤字分を3年にわたって繰り越せます。

せどりの場合、赤字にあるってことは考えにくいんで関係ないと思います。

 

ただ、年末辺りに開始して、しかも結構な額の設備投資でもしたらその年分は赤字だと思うんで、

そんなときは開業時に青色の届け忘れずに。

まぁ、そんな規模でやるからには、そんなこと知ってるわって感じでしょう。

 

棚卸で税金が安くなる計算方法が使える。

低価法という計算方法が使えるようになるんですが、

ん~せどりだとつかわないよな~と思います。

 

これは、通常の計算で出した単価より、年末時の時価が安ければ

そっち使っていいっていう評価法。


 

 

 

その他にも細かいところを挙げていくと、まだまだあるんですが、

代表的なところはこんな感じです。

 

ちなみに青色のメリットというより、

白色のデメリットですが、

税務署の推測だけで経費削られる場合があります。

 

どういうことかというと、

「この交際費、他の同業者と比べて、なんか経費かかりすぎじゃね?」

と思ったら、白色の場合、

税務署は一声で更生処分できるっていう恐ろしい権利を持ってやがります。

 

ま、そんな訳で、

今や大した手間かからないのに、

このメリット受けない手があるのか?

というわけで、あちこちで青色青色叫ばれている訳です。


スポンサーリンク


せどりに特化した記帳マニュアルを無料配布しています^^

バナー