せどりで売上1000万円超えると消費税納税義務が発生する。

せどりの消費税がウザイ

最近はせどり売上もインフレが進んでてw

月の売り上げが100万超えるとか、もはや「あるある」みたくなってますよね。

 

せどり始めて最初のうちは、そう言うのに憧れがちで、

ま~何となく気持ちは分からないでもないですが、あんま売上ばっか追い求めるとしっぺ返し喰らうんで、早いうちから消費税を意識してたほうがいいですよ。

と言うのも、年間売上1000万円を超えると消費税納税業者になってしまうのです。

 

だから個人的には、やたら売上多くて、売上しか公開しない人は信用しないようにしてるんですが^^;

新品家電とか扱うと、ろくに利益出てなくても売上1000万なんてすぐ超えますからw

 

そんなわけで、せどりやってて1番ウザったいと言っても過言でもない消費税の説明です。


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消費税納税開始のタイミングについて

何度も言うように、せどりというか物販だと売上1000万円なんてスグ超えてしまいます。

んで、これに引っかかると翌々年から消費税を収めることになります。

これは基本ルールですが、あんまり張り切り過ぎると翌年から納税になるんで気をつけてくださいね。

 

で、そのタイミングで消費税を収め始めるのかというと、

まず年間1000万円超えるかどうかが最初の振り分け。

 

そして、

普通は越えた翌翌年から(厳密には2年前に1000万円超えてれば納税って考え方)が納税対象となります。

 

特定期間に注意!

なんだけど、その中でも

特定期間で引っかかると納税タイミング早くなる

1月1日~6月30日(特定期間)で既に売上1000万円を超えてると、

翌年から消費税納税対象になります

ので、

年の早いうちからせどりを始める場合には、これを知らないと痛い目に合うかも。

 

何度も言うように、せどりの場合扱うジャンルによっては、

年商(とか半年商)1000万円なんてすぐに行ってしまいます(泣)

 

半年で1000万円というと、すげ~売上に思われそうですが、

扱うジャンルによってはまじですぐ超えます。

 

特に何か最近流行ってる新品系のせどりで、変な人のコンサルとか受けちゃうと、

利益度外視でアホ程仕入れされられることもあるようなんで。

 

※まじでそういう相談多いのです><

リボで仕入れさせられた、とか。。。 まぁ最終判断は自分なんで、

全部が全部変な人のせいでは無いと思いますが。。。

 

教え子の月商自慢したがる人多いのが原因なのか?とぁ、

まぁ、コンサルとか受けたことないんで実情はよく分からんのですけど。

 

 

僕なんかは単価安くて、利益率結構確保できるの扱うこと多いんで、

半年で1000万なんて売り上げるようだと、年収で結構な額になりますが、

なんか新品だと仕入れ値の10%利益あれば仕入れるって人も多いみたいっすね。

と言うか、そのへんまで取らないと仕入れられるもんないと言う事情もあったりするとは思いますが。

 

これ、仕入れ値に対して10%だから、売上に対してのパーセンテージもっと下がります。

それを踏まえて次の、納税額の計算を見てみましょう。


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消費税の納税計算

計算方法は2通りあるんですが、とりあえず簡易方式で説明します。

これだと計算は簡単で

簡易方式の消費税額=売上×20%×税率(今は8%)

 

簡易方式だと業種ごとに、みなし仕入れ率(こんくらいが経費だろうって数字)が決まってて、

せどりは小売業なんでみなし仕入れ率は80%です。

 

というと、年売上1000万だと16万が消費税で持って行かれますよ。

 

利益率低いと消費税で死ぬという例

利益が仕入れ値に対して10%だとすると、

売上1000万、入金870万、仕入れ+その他経費で820万くらいになっちゃいません?

 

売上に対しては5%の利益率で、そこから消費税で1.6%持ってかれるんで、

最終的に残るのが3.4%って恐ろしい数字になりますよ。

年50万稼いでるつもりが実際には34万って、4ヶ月分タダ働きっす。

 

ま~これは極端過ぎて、こんなアホな仕入れする人はいないでしょうが、

仕入れ値に対してで利益率考えてると、年終わってみて実際の利益率の低さに愕然とする人多いみたいなんで、

気をつけてくださいね~。

 

利益率低くするとライバル減って楽チンになりますが、そういうのは金持ってる強者の戦略っす。

凡人が真似すると速攻死にますw

 

消費税以外にもキャッシュフローがめっちゃ悪化するというダブルパンチもありますんで。

※一回売掛金に入るんで、全部が即現金化されるわけじゃないですからね。

このへんピンと来ないならこの記事読んでみてください。

利益率低いとキャッシュフローで死ぬ。

 

もう一個の消費税計算方法

2種類あると言いましたが先に説明した簡易方式の他に、本則計算というのもあって、

これは(売上-課税対象経費)×税率(今8%)

 

となるので、極端に利益出てない場合や赤字の場合は有効ですが、

せどりやっててそんな数字になることはまず無いかと思います。

 

小売のクセに利益率いいのがせどりの特徴なんで、

普通は簡易方式を選んだほうが税金安くなります。

 

ちなみに簡易方式は年売上5000万円を超えると使えなくなります。

と言うのもあるので、むやみに売上だけ増やすのは避けたいところ><

 

消費税計算方式の届出

納税対象になると税務署から、消費税計算方式選択の届出が送られてくるんで、

それに書いて提出するだけです。

 

で、ここで選択した方式は2年間は変更できないですよ。

よく分かんなきゃ、とりあえず簡易方式選んどきゃOKだと思いますよ。

大体こっちのがお得だし、計算ラクなんで。

 

人雇ってる場合だけ一応試算したほうがいいかな。

というのも、人件費は非課税経費なんで、消費税の計算では売上から引けないです。

 

まぁ、ちょっと人雇ったくらいじゃ、そこまでシビアにならないだろうし、

大規模にやるなら税理士付いてるだろうから、そのへんはこのサイトでは気にしないですw

 

消費税に関してあとがき

こんな感じで、せどりで大きく稼ごうと思うと必ずつきまとってくる消費税なんで、

早いうちから意識してやっていくといいですよ。

 

特に利益率低くやってると、初年度こそソコソコ利益出てると感じてても、

消費税対象になると途端に利益無くなった・・・と嘆く人も実は多いので。

 

年1000万超える規模になりそうだったり、これから大きく稼ぎたいって場合には、

初年度の数字で消費税払ったとしたら手元にどの位残るだろうか?

というのを考えてみてください。

 

消費税持ってかれると継続厳しくなっちゃう様なら、早いとこ戦略変えたほうがいいっす。

 

また、資金的に問題無く、あえて利益率低いせどりしてる場合で、

(ライバル少なくて楽チンですからね)

副業などでそこそこ副収入あればいいってことなら、

無理に利益率上げて取りこぼし増やすよりは、

(使う時間増えますんで)

1000万超えないように調整しつつ余った時間をアフィリとかに投資してやるといいと思いますよ~。

 

せどりは簡単ですけど、やり続けないとイカんので一生やる様なもんじゃないよな~、

と僕はせどらーのくせにそんなこと思ってますんで。


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