確定申告の取り掛かって毎回思うのが、
Amazonの入金の内訳って分かりにくすぎる><
なんだけど、1個型として覚えてしまえば何てことはないので、
ササッと取り入れて手間削減に役立てて貰えれば嬉しい限りです^^
白色申告の場合のAmazon入金の扱い方
まず白色の場合ですが、
実際のところ年間売上が1000万円を超えて無ければ、
売上 = 入金額
としても別にいいよと、僕の管轄の税務署では言われました。(税額変わらないんで)
※ただし端折るなら管轄の税務署に1度問い合わせを。
※年間1000万円というボーダーがある理由に関しては別記事参照です。
→家電せどりだと泣きたくなる、年間売上1000万円を超えると発生するアレ
その場合、この点だけ注意!
その時に念押しされたのが売上1000万円かどうか、ということの他に
- 前年売上分の入金
- 来年入金分の売上
についてはちゃんと出してね。ということ。
これどういうことかと言うと、
- 前年売上分の入金 → 今年の申告では対象外
- 来年入金分の売上 → 今年の申告の対象
となるからで、
この辺の集計の仕方については別記事で解説しているので、
そっちも合わせて参考にどうぞ。
手数料の内訳も付けるのであれば
手数料分の集計もやってちゃんとやるのであれば、
まずAmazonの入金内訳を解読してみましょう。
一見まじでわかりにくいんですが、まず売上と手数料で分けるとこんな感じ
コレをそれぞれ符号付きで足し合わせるとそれぞれの数字が計算出来ます。
- 売上 =647325 + 14969 + (-1717) +0 =660577
- 手数料 =(-204244) + 378 + (-4900) + (-7737) =-216503
という感じで、細かいこと言うと
- 売上なら通常が+で、-付きは返金分
- 手数料は通常が-付きで、+が返金分
とちょっとややこしい表記になってます。
で、ここまでが主に白色申告での話です。
青色申告の場合のAmazon入金の記帳方法
ここまでのことを踏まえつつ、
青色申告の場合にはこの入金都度の内訳を、
振替伝票で一括処理してしまうのがオススメです。
他の記事でも紹介してるように、
- 振替伝票
- 期中現金方式
を活用することで楽も出来るし他のメリットもあります。
というわけでAmazonの入金内訳の数字を以下の様に振替伝票に移せば、
一回の入金につき、1回の振替伝票の入力で記帳が完了します。
※クリックで拡大(別タブ)
借方・貸方が分からなくてもここは形で覚えちゃいましょう。
黒文字が右で、赤文字が左です。(+入金は左)
- 左に入金額を記入(普通預金)
- 右側に売上を入力
- 左に手数料を入力
ここからは返金分の入力
- 左に売上の返金額(売上の部分の-付きの数字)を入力(科目は「売上返金」のが正確)
- 右に手数料返金(手数料の部分の符号なし)を入力
年内売上分に関しては、入金の都度この記帳をしていけば、
- Amazonでの売上
- Amazon手数料
の記帳は完了です。
(もはや入力よりも、印刷の手間のほうが勝つ感じ)
年をまたぐ部分の入金について
- 未払い金
- 売掛金
に関しては、
先程もリンクを置いておいた記事を参考に、
対象期間のペイメントレポートを活用して選り分けるのが正確かなと思います。
と、こんな感じで、
一見わかりにくいAmazonのペイメント画面ですが、
型で覚えてしまえばさほど苦労なく記帳していけると思います^^
追記.
引当金について質問があったので参考画像貼っておきます。
※僕は引当金というのに遭遇したこと無いので実際には記帳処理したこと無いのであしからず。
とりあえず売り上げは立ってるけど入金されてい無い分なので
売掛金で処理しておいたらいいかと思います。
↓これなら
↓こんな感じの処理