確定申告に関する書籍とかを読んでると、なんとな~く意味は分かるんだけど、
いざ会計ソフトの前に立つ(座るか?)と、
あれ、、、まず何やんだ???
となる可能性、かなり大です。
まぁこれと言って決まった順序は無いんですが、
僕が何年も確定申告自分でやってきて、
これが一番早いしミスも少ないよな~というやり方を紹介します。
ちなみに会計ソフトを使った青色申告の場合です。
※白色の場合はお小遣い帳的に集計すればOK(一応保管帳簿はありますが)
ホントの最初なら会計ソフトの設定をカスタマイズ
設定と言っても、ホントの初期設定は省きますよ。
住所とか屋号とかそういうのは特に説明不要(ソフト側の説明参照です)なはずなんで^^;
まず最初に会計ソフトを手にしたならやっておきたいのが、
勘定科目のカスタマイズです。
これ、せどりの準備とおんなじで、都度変えてけば良いかな?
なんて思ってると、気づいたときには意味不明状態になって余計に手間暇かかる場合が多いので、
まじで最初に済ませておくのが大事です!
で、その手順はと言うと、他の記事で書いてあるんでそっちに任せます^^;
簡単に挙げると、初期状態だと絶対使わないだろという科目だったり、
ど~もわかりにくい表現の科目があるので、
- 絶対使わないだろ~と言うのは削除 → 探すの楽になります。適用間違い無くなります。
- 分かりにくいのは名前変え → せどりなら「Amazon手数料」をつくるとか
コレをやるだけで後にかなり快適になります。
あとは未払金帳を作るとかです。
会計ソフトでのオススメの記帳順序
で、ここからが本編みたいな部分なんですが、
先にシンプルに順序を伝えるとこんな感じです。
- 預金明細・カード明細・Amazon入金明細(せどりであれば)などを全部印刷
- 預金明細を見ながらその通りに記帳していく
- 現金レシートを経費科目別に分ける
- 現金分をひたすら入力
これで完了です!
預金明細に沿って入力というのが肝なんですが、
一個一個説明していくと、
先に全部印刷と言うのは、単にまとめて印刷のが楽だからというだけです。
(恐らくコレが確定申告で1番かったるい作業>< そして税理士さんはコレをやってくれない。。
故に何年もずっと自分で会計をやっているのです。)
預金明細を見ながら、その順番通りに記帳
これがまじで重要で、もし経費毎に別々に入力していったとして、
「できた~!と思ったら、、、あれ、なんか数字合わない。。。。」
こうなった場合に、もはやどこで間違ってるのか?
はたまた何かが抜けてるのか?
こうなるともはや1から入力したほうが早いくらいに大変なんです><
コレが明細通りだと、間違い入力した時点で預金残高が合わなくなるので、
後になって間違い探しをする可能性が限りなくゼロになります!
なので、預金明細で1行のものは1入力でやっていけば、
預金出納帳と実際の預金明細がピッタリ合います。
で、そうなるときっと月末くらいでつまずくはず。
色んな経費がごちゃ混ぜの入金・引き落としの場合
例えば、
- クレジットカードの引き落とし
- Amazonからの入金
あたりは、預金明細では1行でも、実際には色んな経費科目が混ざってますよね。
こんな時に活用するのが、振替伝票!
その説明は、これまた別記事に書いてるんでそっちを参照なんですが^^;
→色んな科目が混ざってる取引を一括処理!(クレカの引き落とし)
→色んな科目が混ざってる取引を一括処理!(Amazonの入金)
↓こんな感じで振替伝票を活用しながら、明細の順にどんどん処理していくのです。
その場合恐らく1月の引き落としと入金で、昨年分の支払い(もしくは入金)が登場するので、
その際にはこの辺の記事を参考に処理しましょう。
年末に登場する翌年に支払い(もしくは実入金)を処理する場合も同じ要領です。
現金レシートは科目別にまとめて入力
一番ラクなのは現金では支払いしない!というのを徹底すればもはやここのくだりの手間はゼロですw
とは言え、コインパーキングやら、現金でしか仕入れできない店など、
どうやったって現金取引が発生してしまうのが邪魔くさいのです。
なので極力手間を減らす工夫というのが以下の点
- 経費科目別にレシートを分けておく
- 科目設定のサーチキーに押しやすい文字を割り当てる
- テンキーだけですべて入力済ます
と、こんな感じで、実際に動画撮ってたのあったので貼っておきます。
11:08分くらいからがテンキーだけで入力してるトコ。
※コインパーキングのレシートが見づらすぎて結構もたついてますが、
他のレシートならかなり早く出来ます^^;
なので日々のレシート分けは
そもそも現金取引って数は多くないと思うので、
現金は現金で封筒分けとかでも良いんですが、
割合の多い「コインパーキング代」とかは日頃から個別に分けておくのが良いと思います。
※人によっては割合多いのは消耗品かもですが。
月別で分けるかどうかに関しては好き好きと言う感じでしょうか。
- 月別 → 後から確認しやすい
- 年間通して科目別だけで分ける → 入力時はラク
という感じなんで、
あまりに枚数が多くなりそうなら、後から見返しやすいように月別に保管。
そんな枚数多くない科目なら年間通して科目別だけで分けて保管。
というので良いんじゃないかなと個人的には思ってます。
コレで確定申告書作成のための大体の入力は完了します
あとは人によって
- 固定資産の経費算入
など決算仕分けがありますが、それはまた別に記事を書くとして、
あと必要なのが在庫の棚卸し処理ですが、そっちは別記事で書いてます。
これで収支内訳書(事業自体の決算書的なやつ)が完成するので、
あとはそれに控除がいくらだから税金減らしてくれ~
という確定申告書Bを作ったら、申告書類がすべて揃うはずです。
ちなみにこの確定申告書Bは会計ソフトが無くても、
国税庁のHPに入力コーナーが用意されているので、
コレを活用して会計ソフト代をケチるのが可能なのが知ってる限りでは
「弥生の青色申告」だけなので、コレをオススメしているのです^^