確定申告と聞いてぱっと頭に浮かぶのが会計ソフトですが、
初年度の場合、慌てて会計ソフトに入力する手間も、
Excelとかで体裁にこだわらずとりあえず集計だけして
税額を算出する、というのも手間的には変わらないかなと思います。
会計ソフトを使う場合であれば当然、
自動的に収支内訳書・確定申告書を打ち出してくれるので、
見た目は良いですが、実は手間はあんま変わらないです。
それだけなら別に会計ソフトを使わずとも
国税庁HPで申告書入力コーナーというのがあるので、
そちらを利用すれば、手書きよりも見栄えもいいし、
計算間違いが無くて便利だと思いますよ。
国税局HPの申告書入力コーナー
↓こんな感じですでに集計できてるのであれば、ここに書き写すだけで見た目も良いし、
何より計算間違いが少なく最終集計が出来るので、
途中まで仮に電卓叩いてやってる場合でも、最後はコレ使ってやるのがおすすめです。
あくまで簡易的なものなんで、白色申告で簡単に集計してる方にオススメです。
お小遣い帳感覚で集計してあとは転記するだけ
経費科目に関しては前の記事で1個1個説明してるので、
それにそって振り分けていって、
出てきた数字をここに転機したならほぼ収支内訳書は完成です(残りは在庫棚卸しだけ)。
あくまで白色申告用と思ってたほうが良いかも
この記帳コーナーには青色申告のものもあって、
実際に僕も毎年使っているんですが、
ここですべてが済む、というわけではないのです。
基本的には弥生の青色申告に記帳して行って、
最後にその数字をこの国税局HPの申告コーナーに転記して使ってます。
なので基本的に青色の場合は会計ソフト必須です。
青色の場合の国税局HPの使い方
会計ソフト使ってんのに何故?
と思われそうですが、会計ソフトは一見買い切りなようで、
実は毎年度書式の更新に最新版のインストールが必要><
とは言え最新版にしたところで、
別に最後の打ち出し書類の年度表記が変わるくらいで、
記帳自体は出来るし、正直言ってまじで謎な仕様になってるものが多いです。
なので、集計だけ会計ソフトでやって、
最終的な提出書類の打ち出しはいつも国税局のHPからやってケチってるというわけですw
で、これが出来るのが、僕が試した範囲内では
弥生会計がずっと使い続けられるのでおすすめです。
※ちなみに前に1年間ウチに出入りしてた税理士さんも同じこと言ってましたw
他にもう一個会計ソフトを試しに使ってみたことがありますが、
そっちは更新(毎年課金)しないとソフト自体開けなくなるので、
そのへんからして弥生会計がおすすめです。
使い方とかは基本的にどれもそんなに変わらないです。
(Excelかオープンオフィスの違いくらいなもんです)
というわけで、白色申告の方は、
この入力コーナーを使うのがオススメだし、
青色申告で会計ソフト使ってても結構お世話になるよって話でした。