いざ自力で確定申告するぞ~!
と意気込んた時に最初に躓きがちなのが、クレジットカードを使った場合の記帳方法><
ただ、これ知ってしまえば何てことはないので、
恐れずガンガンクレカを使っていくのがオススメです!
何故なら、クレカをうまく活用することで、記帳の手間も減らせるし、
金銭的にも得が出来るからです。
というわけでまずは初歩的な事としてクレカ決済した分の経費の記帳で、
日付っていつの日付になるの?
という部分を解説しておきます。
クレジットカードの場合はあくまで使った日で記帳!
これは他の記事でも書いてますが、
確定申告のための記帳はすべて発生主義と決まっていて、
要はクレジットカードを使った日で記帳します。
例えば、
→12月の実際にレジ(もしくはネットの決済画面など)でクレカを使用した日付で記帳
その逆で、
→今年分では無いので関係なし
ということになります。
白色申告の場合にはこの点だけ踏まえてれば問題ないと思いますが、
白色の場合で、もう一個つまづきやすいのが、
分割決済の場合の記帳方法です。
クレジットカード分割決済の場合の記帳日付は?
この場合も先程の発生主義というルールがそのまんま当てはまります。
なので購入した日付で記帳していけば良いだけなんですが、
そうなると1個アレ?
となるのが分割手数料。
でもこれ、「分割手数料は分けて考える」というので1発クリアになるかと思います。
クレカの分割支払で購入した場合、まず購入日に商品代金全額を計上します。
(ここは実際にカードを使った日ルールのまんま)
そしてそこから月々の引き落としが始まると思いますが、
その際に分割手数料の分だけ月々「支払手数料」として計上していけばOK。
10万円を超える場合にはもう一個ルールがあります。
これで解決?
と思いきや商品代金によってはもう一個別ルールもあるので、
それも忘れずに確認を。
固定資産に該当する場合にはまた少し変わって、
白色申告の場合には10万円以上のものが該当して減価償却で経費にする事になります。
ココまでが大まかには白色申告の場合の話です。
青色申告の場合のクレカ決済分の記帳方法
青色申告の場合には、現金の動きと、預金口座の動きを追わなくてはいけないので、
ココまでの「実際に使った日で記帳」ルールだけだとうまくいかない部分が出てきます。
経費に算入するのはあくまで「実際に使った日」で合ってるんですが、
その場合、後にクレカの引き落としが合った際に、
預金口座からお金が動くので、
むむ、、、、この分の記帳はどうすれば???
と言うのは、
クレカ決済時のワンクッションで未払金(買掛金)
- 未払金 (仕入れ以外の経費で使用)
- 買掛金 (仕入れの場合こっち)
という科目で解決します。
実際にクレカで購入した時点で、未払金(買掛金)で購入したよ、という記帳をしておくと、
この時点で経費に参入されます。
後に実際の引き落としが合った際に、未払金(買掛金)を預金(もしくは現金)で支払ったよ、
という記帳をして、経費にはすでに入ってるのでお金の動きだけを記帳することになります。
この辺については別記事で実際の会計ソフトの記帳も交えて解説してます。
→せどりでクレカ仕入れの記帳方法は?確定申告のための会計処理!
クレカ使うと結構記帳めんどくさいの???
青色申告でクレカ決済だと、記帳の手間が2倍になってめんどくさいのでは?
と、一見思ってしまうんですが、実は逆でクレカをうまく活用したほうが、
記帳の手間が激減するんです。
コレには期中現金方式とか呼ばれるやり方で記帳していくんですが、
それに関してはまた別記事で解説することとして、
基本的には、
- クレカの場合は使った日付で記帳(引き落としではなく)
- 青色申告の場合には、使った日 → 未払金(買掛金)
引き落とし日 → お金の動きだけ記帳
ということを押さえておけば問題ないと思います。